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ハイテクセラミックのパイオニア「ラドー」の魅力とは?

ラドーの歴史もたどりましょう。

ラドーの前身、シュルップ・アンド・カンパニーがスイスに誕生したのは1917年です。そして1957年にムーブメント製造から時計製造へと転換、社名をラドーへ変更し、初のコレクション「ゴールデン ホース」を発表。
以降、独自のウォッチ道を歩き始めます。その最たるものが素材、ハイテクセラミックのタイムピースです。

1980年代に入ると、ラドーは、硬度に優れ、軽量で着用感もよく、傷がつきにくく、低アレルギーという条件を満たすハイテクセラミックに着目しました。レーシングカーのブレーキディスクや宇宙船の熱防護システムなど、高度な機能が求められる用途に使われる素材です。今でこそ、セラミックのウォッチを手がけているメゾンやブランドは多数ありますが、当時は画期的なチョイスでした。

「ハイテクセラミックの大きなメリットは、キズがつきにくいこと。ジュエリーと重ねづけしたいけれど時計がキズついてしまうことが心配、という人におすすめしたい素材です。またハイテクセラミックはとても軽く、なめらかで心地よい肌ざわり。汗をかく夏場は金属アレルギーも気になりますが、この素材なら安心してつけられます」(本間さん)

ラドーの最新「白いタイムピース」2選

■1:時計の概念を越えたシンプルモダンテイスト

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アーティストなどを起用し、ドキッとするタイムピースを発表してきた歴史をもつラドー。今年は、世界的なトレンドリサーチャーのリドヴィッジ・エデルコートさんの「Less is more」(少ないほどよい)からインスパイアを受けた、シンプルで斬新なタイムピースを発表しました。

文字盤をじっと見つめることが「日々の喧騒から離れる冥想の時間」という発想に結びつき、ケース、針、文字盤は白、文字盤を覆う風防にも艶消しの白いサファイアガラスを採用しています。

「ミルクのような白い霧の向こうに時計の針が霞んで見える…というアイデアに驚かされました。時間に追われることなく、ゆったりした気持ちを取り戻さなくちゃ! という気持ちにさせられる哲学的なウォッチですね。時計の針にいたるまでオールホワイトでクールにまとめたデザインは、スタイリッシュな印象を与えてくれます」(本間さん)

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■2:唯一無二!ユニークなデザインのスクエアウォッチ

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イタリア人とドイツ人のデザイナーが手がけた、ラドーのファニーフェイスなタイムピースです。3針が小窓からわずかに覗く時計は、他では見ることないデザイン。

時計を「どこまで遊ぶか」という議論があるかもしれませんが、このユニークさは、発売と同時にミニマム世代から絶大の支持を得ているそうです。素材のトップランナー的地位を誇るかのように、ハイテクセラミックをふんだんに使ったウォッチ。時計好きなら見逃す手はありません。

「遊び心たっぷりの不思議な存在感が魅力。かつて狩猟を愛する紳士たちは、激しい動きで風防ガラスが壊れるのを防ぐために、こんな文字盤カバー付きの懐中時計を身につけていたのです。それを現代風に再解釈したのがこのウォッチ。クールなアクセサリーを楽しむ感覚で気負わずにつけこなしたら、きっと視線が手元に集まるでしょう」(本間さん)

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