エクスプローラーIはプロフェッショナルモデル(スポーツモデル)の中でも低価格帯に位置しており、またシンプル機能と相まって、初めてロレックスをご購入になる方にもお勧めできる一本です(そしてもちろん、腕時計を複数所有している通にも)。
とりわけ「価格の優等生」としての側面は絶大で、2018年頃からロレックス相場が全体的に上昇し始めた時であっても、落ち着いたプライスレンジを維持していました。
しかしながら2019年頃から、エクスプローラーIもまたジワジワと相場高騰。
さらに2020年頃から生産終了(モデルチェンジ)の噂が囁かれ始めたこと。加えて実際にモデルチェンジが敢行されたことから、今では立派なプレミアモデルの仲間入りを果たしています。
オイスター パーペチュアル エクスプローラーとエクスプローラーⅡはロレックスと探検の深い関わりから誕生した。これらの時計は誰も立ち入らないような場所へと向かう。
ロレックスは長年、極地探検家、登山家、洞窟探検家に時計を装着してもらうことにより、実際の環境でテストを行ってきた。ロレックス スーパーコピー世界で最も勇敢な探検家、登山家、科学者たちがエクスプローラーとエクスプローラーⅡを様々な場所へ連れ出し、厳しい条件下での信頼性を試した。
このように近年のロレックス相場の煽りは受けているものの、そもそもがデザイン・機能ともにベーシックなゆえ、純粋に人気を集めているといった声もあります(近年の価格高騰は、純粋な人気のみならず再販目的での購入マインドも見受けられる)。
また、確かに2021年から製造されている現行Ref.124270やその先代Ref.214270などは依然として高値ですがじょじょに落ち着いていること。また「100万円出さなくてはスポーツロレックスは買えなくなった」と言われている時代においても、歴代モデルの中にはまだお値打ちな個体も多いことから、今「買うのにねらい目」と言うこともできます。
そんなエクスプローラーIの、歴代モデルの価格推移を見て行きましょう!
冒頭でもご説明している通り、2017年~2021年までの過去5年間の価格推移を掲載致します。価格推移は当店GINZA RASINに入荷した中古モデルから一年間の平均相場を採り、グラフ化したものとなります。
中古時計は状態や仕様によって大きく価格が変動するためあくまで平均とはなりますが、ぜひ動向をチェックしてみてくださいね。
なお、エクスプローラーの初代・二代目(1953年~1960年代)の個体に関しては流通量がきわめて少なく、当店での入荷実績もデータが取れるほど多くはないため、割愛します。
また、1016は製造期間が長く、年代・仕様による価格差がきわめて大きいため、通常個体の直近の実勢相場とレア仕様の参考相場についてご紹介致します。